M.glitter Journal

祈りがつないだ人との縁|仕事と恋愛に悩んだ独身時代

2026年10月18日  My story / 信心体験記

信心体験記 Vol.2

はじめに|社会人になった私

前回は、創価学会2世として育った私の学生時代について綴りました。

今回は、高校を卒業して社会人になってから、現在の夫と出会い、同棲を始めるまでのお話です。

学生時代は、どちらかというと両親の影響で続けていた信心。

社会人になってからも、最初から熱心に学会活動をしていたわけではありませんでした。

それでも、悩みがあったり、何か叶えたい願いがあったりすると、自然とお題目をあげていました。

仕事に恋愛に、いろいろなことがあった独身時代。

振り返ってみると、思いがけない人との縁に恵まれた時期でもありました。

社会人生活は想像以上にハードだった!

高校卒業後、私は製造業の会社に就職しました。

もともと何かを作ることが好きだったので、仕事内容自体は楽しく、職場にも良い人がたくさんいました。

同期とも仲良くなり、今でも交流が続いている友人もいます。

ただ、仕事は想像以上にハードでした。

毎日のように残業があり、休日出勤や遅番も。

特に忙しかった時期には、月140時間もの残業をしたこともありました。

仕事から帰って寝て、また仕事へ。

そんな生活では、恋愛どころではありません(笑)

お題目をあげる時間さえ、なかなか取れなかったように思います。

仕事内容も人間関係も嫌いではなかったものの、あまりの忙しさに何度も退職を考えました。

実際、退職を申し出た際には引き止めてもらうこともあり、一度は退職願を取り消したこともあります(笑)

それでも、やはりこの働き方を長く続けるのは難しいと感じ、最終的には次の仕事も決まり、退職することになりました。

退職が決まってから起きた、不思議な変化

退職願を提出したものの、引き継ぎもあるため、すぐに辞められるわけではありませんでした。

まだしばらく働かなければならない。

どうせなら、残りの時間を楽しく過ごしたい!

そう思った私は、

「退職するまで、楽しく仕事ができますように!」

と、お題目をあげていました。

すると、思いがけない変化がありました。

それまで、お互いに嫌われていると思っていた先輩と、なぜか仲良くなったのです(笑)

さらに、仕事を引き継いでいた後輩も加わり、いつの間にか3人で仲良くなっていました。

そこから職場で過ごす時間がどんどん楽しくなり、あれほど辞めたいと思っていたのに、最後には、

「なんだか辞めなくてもよかったかも!?」

と思ってしまうほど(笑)

もちろん、残業や休日出勤がなくなったわけではありません。

それでも、人との関係が変わるだけで、同じ職場でもこんなに気持ちが変わるんだと感じました。

そして、いよいよ退職の日が近づいてきた頃。

なんと、仲良くなった3人での集まり、部署の人たち、上司たちと、合わせて3回も送別会を開いてもらいました!

さらに、同じ部署で働いていたパートさんや女性の同僚たちからは、お手紙やプレゼントまでいただきました。

仕事が忙しくて、何度も辞めたいと思っていた職場。

それなのに、最後にはこんなにも温かく送り出してもらえるなんて。

本当にありがたく、嬉しかったことを覚えています。

そして何より嬉しいのは、あのとき仲良くなった先輩とは、退職後も縁が続いていることです。

悩み相談に乗ってもらったこともありますし、スマホを買い替えるときにもお世話になっています(笑)

退職までの時間を楽しく過ごしたい。

そんな思いでお題目をあげていた私にとって、この出来事は今でも印象に残っている信心体験のひとつです。

あのときの祈りは、ただ退職までの時間を楽しくしてくれただけでなく、その後も続く大切な人との縁につながったように感じています。

仕事はなかなか思い通りにいかず……

最初の会社を退職してからは、さまざまな仕事に挑戦しました。

新しい環境に期待して働き始めても、思っていた仕事内容と違ったり、職場の雰囲気が合わなかったり。

なかなか自分に合う仕事が見つからず、悩むこともありました。

最初の会社では、忙しいながらも自分なりに頑張っていたのに、ほかの職場では思うようにいかない。

「自分にはどんな仕事が向いているんだろう?」

そんなふうに考えることもありました。

仕事については、決して順風満帆とは言えない独身時代でした。

ただ、以前のように仕事ばかりの毎日ではなくなったことで、プライベートに使える時間も増えていきました。

そして、仕事とはまた違うところで、私の人生を大きく変える出会いが待っていました。

歯列矯正中でも彼氏はできる!?

当時の私は、歯並びをきれいにしたいと思い、歯列矯正を始めていました。

自分のために始めたこととはいえ、ひとつ気になることがありました。

それは、恋愛です(笑)

「歯列矯正してるけど、彼氏ってできるのかな……?」

今となっては懐かしい悩みですが、当時はそれなりに気にしていました。

そんな私は、お題目をあげながら、

「彼氏ができますように!」

と祈っていたことを覚えています(笑)

信心というと、もっと大きな目標や立派な願いを祈るイメージがあるかもしれません。

でも、私にとっては恋愛も大切な願いのひとつでした。

そして、そんな中で出会ったのが、現在の夫です。

未来の夫との出会い

夫とは、友人のつながりを通して知り合いました。

最初から結婚を意識していたわけではありませんでしたが、自然と距離が縮まり、交際することに。

仕事ではなかなか思うようにいかなかった私ですが、恋愛の方はとんとん拍子に進んでいきました(笑)

歯列矯正中に彼氏ができるのか心配していた私が、まさかその相手と結婚することになるなんて。

当時の私に教えてあげたいくらいです(笑)

そして、交際を始めてからほどなくして、一緒に暮らすことになりました。

親元を離れ、二人で始める新しい生活。

それは、私にとって大きな人生の転機となりました。

独身時代を振り返って|人との縁と信心

こうして独身時代を振り返ると、仕事では本当にいろいろなことがありました。

忙しすぎて辞めたくなったこと。

新しい仕事が思うようにいかなかったこと。

自分に合う働き方がわからず、悩んだこと。

それでも、そんな毎日の中で、思いがけない人との縁に恵まれました。

退職まで楽しく働きたいと祈っていたときには、職場の先輩との関係が変わりました。

彼氏が欲しいと祈っていた頃には、今の夫との出会いがありました。

私にとって、どちらも忘れられない信心体験です。

もちろん、当時の私は、まだまだ信心について知らないこともたくさんありました。

それでも、自分なりの願いや悩みを胸に、お題目をあげながら日々を過ごしていました。

そして、夫との同棲が始まり、親元を離れて暮らすようになったことで、信心との向き合い方にも少しずつ変化が生まれていきます。

それまでは両親の影響が大きかった信心が、自分自身の意思で向き合う信心へ。

その変化については、次回の信心体験記で綴りたいと思います。